硫黄の働きについて
人は食品(栄養素)を摂取して生命🄽の維持や身体の構成・成長及び活動する際のエネルギーとして利用しています。
生命の維持に必要な栄養素としてはビタミンや無機質があり、無機質にはナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、鉄分、硫黄、などがあります。その中で今回は硫黄の働きについて紹介します。
硫黄はビタミンB群とともに糖質や脂質の代謝に働きかけて有毒ミネラルを排泄することで、内臓などへの蓄積を防いで無毒化する重要な働きを担っています。また他のアミノ酸とともに皮膚や髪の毛及び爪などのタンパク質の合成、肝臓の胆汁分泌の促進、血中コレステロール値の調整、体内のアレルギー物質ヒスタミン量の調整など多岐にわたる働きをしています。
硫黄は体内でタンパク質やアミノ酸と結合して存在するため、普通の食生活では不足することはありません。従って1日に必要な硫黄の摂取量は決められておりません。
不摂生な食生活や過激な運動による大量の汗で体内の硫黄量が不足するとニキビや水虫などの皮膚炎や吹出物、爪がもろくなる、脱毛、関節炎などの症状が起こりやすくなります。また解毒化できなくなることから肝臓への負担が大きくなるため、肝臓疾患のリスクも高まります。
硫黄をサプリメントで過剰に摂取すると血中のシステイン濃度が上がり、動脈硬化のリスクが高まります。また悪心、吐き気、めまいなどの症状が現れたりします。
硫黄を多く含む食品は次の通りです。但し、硫黄の推奨値は規定されていないので、食品の中にある硫黄の含有量は表示してありません。
・牛肉、羊肉、魚介類、牛乳、チーズ類、豆類、小麦粉、大根、ニラ、ニンニク、玉ねぎなどがあります。
一般にタンパク質を多く含む食品には硫黄の成分も多く含まれていると言われています。